「かくし芸」

  • 『1年越しの天丼』と考えていいんですよね・・・?
  • わかってる(納得してる)人だと笑えると思うんですけど、普通に見た人の目に「モーニング娘。」が『インチキな事ばっかりして、大人に注意されたら逆切れしたり、ふてくされたり、挙句の果てに「禿げ」だの何だの文句ばかり言う女の子の集団』と写るんじゃないかと余計な心配をしてしまう。お笑いで言う『天丼』だと思うので「去年とおなじボケやないかい!」とツッコムのが正しい見方だと思います。でも、ホントに同じ流れを持ってくるとはビックリ仰天!『天丼』に結構ツボを推される私は嬉しいんですが、流石に「少しくらい捻って下さいよぉ〜」って画面に向かって呟きました。(補足:『天丼』=おなじボケを続けて行うことで笑いを誘うテクニック・・・でいいのかな?)
  • 去年の大縄跳びに比べて、今年のテーブルクロス引きは『個人の技×15』なのでその分個々の緊張感があって(6期は特に)ドキドキしたと思います。最後に15人が決めないといけない(絶対ミスできない)という場面は流石にこちらも手に汗握る気持ちを共有できた気がします。矢口さんの「ここまでいっぱいいろんな事言ってきたんで、最後に成功しないと成り立たないなって思って頑張りました(泣)」というコメントに全てが集約されてるんでしょうね。実は「モーニング娘。」の演目ではなくって、番組の最初からテーブルクロス引きが成功するまでの過程を全部含めて1つの演目なんですね。『出演者全員での壮大な1つの演目』なんです。番組の一発目に始まり、一番最後のトリの演目をやらないといけない、番組の締めを任されて『見事成功!大団円』にしないといけない責任は重大ですよ。失敗できませんよ!その重大さがわかってる矢口さんだから、成功したときにそのプレッシャーから開放されてあの涙になったんだなぁ。すごい重圧だったんだろうなぁ。って思います。あの涙でこのシリーズは終了して、来年は進化した「娘。」のかくし芸を見れればいいなぁ、と思います。(3年連続の『天丼』を期待する自分が心の片隅にいるのも事実)
  • 私的なツボとしては堺巨匠の「テーブルクロスは下に引いちゃダメ」のありがたいお言葉に、素で『大混乱』に陥る「娘。」たちが面白かった(これもシナリオだったらまんまと騙されたということなのかな?)。